池波 正太郎

新装版 鬼平犯科帳 (1)

時代小説の定番ベストセラー「鬼平」シリーズがリニューアル。さらなる読者の拡大のため、活字を大きく読みやすくし、装幀も刷新

新装版 鬼平犯科帳 (1) (文春文庫)
新装版 鬼平犯科帳 (1) (文春文庫)池波 正太郎

文藝春秋 2000-04
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参考レビュー

シャーロック・ホームズと対極ですね!

ご時世劇というカオスにお誘いいただき、ありがとうございます。 かく言う私も、鬼平犯科帳で余すところなくご時世劇といわれるカテゴリーの虜になってしまいました。 シャーロック・ホームズに浮浪者少年団がついていれば、鬼平には密偵たちがついている所も、この手の読み物の最適です。 鬼平は、落ちていた手ぬぐいや、提灯というものから探索するという事はありますが、多くの時、偶然、あくまでも、偶然、密偵や鬼平さんや与力・同心たちが見かけた光景だったり人から、推理が展開されていきます。 シャーロック・ホームズは、日本でもこの手の推理モノの範になった科学的な観察から導き出される犯人への道筋があり、それを補完する程度に少年団だったり・ワトソン博士だったり・時として本人が活躍します。 シャーロック・ホームズと鬼平、ともに司法仕組みが確立する前のロンドンと東京を舞台に、悪と戦うというシチュエーションは一緒です。 この偶然、また結果、災難になる人、幸せになる人、イロイロな一生、帰するところ運命だったりに大きな比重をかけているところが、鬼平犯科帳のトレードマークであり、一押しなところなのでしょう。 ただし、これから、悪を退治するために突き詰めていく方法が、シャーロック・ホームズと鬼平では、全く違っていると感じます。

ようやく読み始めます。

固いけど包み込まれるような包容力とでも言うのでしょうか。 色もあって大変面白いし、池波正太郎は私の死亡した父親の3歳上なので何か懐かしい心境で読めました。 宮部みゆきなんかの江戸物を読んで寛ぐ気分になるのとはわずか訳が違うね。 このご時世の男たちは頑固というか一途というか、たいしたもんだねぇ。 見習いましょう。 男の記述するテキストで骨があります。 丁度、著者が40歳半ばから書き開始出来た小説なので、私も実際くらいから呼んでいったほうが良いかもしれない。 フレッシュな人にはあまりこのようなアダルトの感覚が綺麗に把握出来ないかもしれない。