AKIRA

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極上のどん底をゆく―あの最高のロードノベルが、新たな一章を加えて帰ってきた!世界は楽しいことや、嬉しいことや、胸が痛くなるほど悲しいことや、どう しようもないことであふれてる―。

ドラッグ、アート、ホームレス、ネイティブ文化…アメリカ放浪の5年間。すべてがごった煮となった、新時代のビート小 説。

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ケチャップ アジアに落ちる COTTON100% 極上のどん底をゆく旅 (幻冬舎文庫) 知覚の扉 (平凡社ライブラリー) 神の肉テオナナカトル(新装版)

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参考レビュー

進む、落ちる、目覚める。

手に取り本を開いた時から、著者と共に旅が始まる。迷っている人、孤独な人、心からHAPPYになりたい人こそ読むべき一冊。

アメリカでの生活で、出会い、別れ、そして人生の悲しみ、怒り、喜び、美しさを知る。NEW YORKから西へ向かって始まるノンフィクション小説。彼の魂の旅中で出会う人々には、乞食や娼婦に、黒人、白人、インディアン達が待ち受ける。

異なる文化、言語、人種を越えて、人々と触れ合っていくその姿に、いつの間にか共感してしまう。著者が実際に旅した先々で体験した数々の出来事に驚き、発見し、涙する。

生を模索しながら、在りのままに生きようとする主人公が、まるで吸い寄せられるかのように出会う人々。そして手に取った人間も、著者との出会いの一人になれるスペシャルな感動が待っている。

極上のどん底

AKIRAさんの原点を知るためには欠かせない一冊。けれどこの小説には、極上のどん底を自分の目で見てきたからこその、リアルさを感じることができる。稀だよ、こんな小説。

スピード感と、ビート感溢れる文章に、血が滾る。バックパックを背負って飛び出したくなるのがこの小説。5年間の放浪で、常に「ここではないどこか」を探しあぐねている部分が見えるのも若い頃のAKIRAさんならでは。

読者だってバカじゃない。上っ面だけのアウトロー気取りの文章なんてすぐわかる。

私にとっても大切な一冊。