星新一

きまぐれロボット

おなかがすいたら料理をつくり、あとかたづけに、へやのそうじ、退屈すれば話し相手に。なんでもできるロボットを連れて離れ島の別荘に出かけたお金持ちのエヌ氏。だがロボットはしだいにおかしな行動を…。博士の不思議な発明、発見が様様な騒動を巻き起こす。傑作ショートショート集。

きまぐれロボット (角川文庫)
きまぐれロボット (角川文庫)星 新一

角川書店 2006-01-25
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参考レビュー

色褪せない作品です

私もあまり本を読まない方におすすめの本を聞かれたら友人がしてくれたように星新一さんの本を紹介したいと思います。やはりその時と同じようにとても楽しく読ませていただきました。

私は高校生ぐらいの時はほとんど本を読まなかったのですが、本好きの友達におすすめの本を聞いたところ、星新一さんの「ボッコちゃん」を貸してくれました。

とても面白くて夢中になって読んだのですが、それから20年以上経過して再び星新一さんの本書を拝読致しました。

初版は昭和47年となっておりましたが何年たっても色褪せない作品を作られた星さんはとても凄い人だと改めて思いました。

上質な笑いをよぶ短編31

すぐに読めるので、読書嫌いな方には特におすすめだ。読後感もすっきりしている。

字は大きく見やすい。また全ての漢字にふり仮名がふられているので、幅広い世代に読めると思う。

少し例えが強引かもしれないが、まるで、四コママンガの文章版とでもいう様な短編、ショートショートが31詰まった本書。個々の作品は短いが、最後のオチが上質な笑いをよぶ。

悪人の企みや博士の発明が空回りしたり、裏目に出たりなど、皮肉な結果ばかりだが、それが面白い。なかには、科学技術が必ずしも人類のためにはならない、などのメッセージを発しているものがあり、共感できた。