飯田雪子

夏空に、きみと見た夢

悠里は美人だけれど気の強い、いわゆるイマドキの女子高校生。ある日の放課後、校門前で待ち伏せていた他校の見知らぬ男子高校生から「葬式に来てくれ」と 頼まれる。「広瀬天也ってやつがいて。そいつ、きみのこと、すごく好きだったから」と。

天也って誰?勝手に好きだったって言われても―。なんだか気味が悪 かったが、悠里は成りゆきで、いやいやながらも葬式に参列する。しかしそれ以来、悠里のまわりで、不可思議なことが次々と起こりはじめた。これって天也の 崇り?それとも…。

ピュアでせつないラブ・ストーリー。

夏空に、きみと見た夢 (ヴィレッジブックス)
夏空に、きみと見た夢 (ヴィレッジブックス)飯田 雪子

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(P[い]4-1)きみの呼ぶ声 (ポプラ文庫ピュアフル) さみしいうさぎ (ヴィレッジブックスedge) 桜の下で、もういちど (ハルキ文庫) 東京湾景 (新潮文庫) ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫) 君の膵臓をたべたい ラストノート―きみといた季節 (ハルキ文庫) 海の見える街 (講談社文庫) 君の色に耳をすまして (メディアワークス文庫) 幻夜

参考レビュー

たくさんの人に読んでほしい

幽霊の男の子とのラブコメかなぁと思い読んだのですが、めっちゃピュアな気持ちに心暖まり泣けます。天也は交通事故で死んでしまい、従兄弟の計らいで悠里は葬式に行きます。なにげない言葉が愛しいです。

読んだほうが本当にいいです。途中から自然に涙が出ちゃいます。感動する台詞、涙を誘う台詞なんてでてきません。

美人で気が強い悠里は底の浅い付き合いしかせず、彼氏も顔が良くて一緒にいれば目立つ人なら誰でもいいという中身を見ない子。これだけ読んだら気持ち悪いですが、すぐに謎は解決!ここからはぜひ読んでほしいです。知らない男の子に好かれて、その上部屋に自作のポスターを貼られていました。

タイトルとあらすじが気になって読みました。天也は誰にでも優しく、また長所に気付くのが得意な、みんなとは見ている世界が違うような男の子。でも皆が簡単に言うような台詞でもありません。

“人”の魅力とは

誰も知らない、本人でさえ気付いていない魅力を発見するという天也。人を好きになることの意味を気付かせてくれる、素敵な作品。多くの男性から好意を持たれている。

ある日、生前、自分に好意を持っていたという見知らぬ男子高校生、天也の葬式に行くことになる。主人公の悠里は、自他共に認める美人。

天也との不思議な交流を続けていくうちに、自分の居場所や親友は身近に存在することを知る。悠里の顔以外のどこを好きになったのか。

悠里は、大勢の仲間がいても、自分の悩みを打ち明けられる親友はいないことに気付く。その日以降、身の回りで不思議なことが起こり始める。